2009年10月03日

東京落選の報に接して

2016年オリンピック招致に、東京は失敗した。
その瞬間、コメンテータは北京に近かったことを理由のひとつに挙げていたが、さてどうだろうか。
国際アピールの未熟さを挙げていた人もいた。

しかし、最大の理由は、国民の盛り上がりに欠けていたことではなかったか。

7年後のオリンピック開催。
競技施設の建設や道路環境の整備などで相当な額の投資が、直ぐにも行われる。
これは低迷する国内景気の高揚に、多大な影響を与えたことだろう。

だが、国内の冷めた反応は、そのような希望も持てないほど、現状生活に苦しんでいることを示している。
明日のパンより、今日の一杯のみそ汁ということかもしれない。

比較的東京に近い地域に住んでいる私でさえそう思うのだから、遠く離れた地方の人々にはもっと大きく影響したのではないだろうか。


オリンピックの素晴らしさは否定しない。
が、それさえも素直に受け入れられないくらいに、疲れ果てている。


長引く景気低迷の、如何に国民に与えている苦痛が大きいものか、新生与党には改めて知って欲しいものだ。
知って、そして感じて欲しい。
ダム建設中止とか高速道路無料化とか様々に目先の違った政策を打ち出しているようだが、その是非は兎も角として、とにかく一貫性のある、しかも即効性の大きい政策を望みたい。

日本国民は今、夢を見ることすら放棄した。
次回のチャンスには、国民がこぞって参加出来るオリンピック招致になるような、そんな国になっていて欲しいものだ。

posted by 恭助 at 07:55 | 困惑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする